マメではだめ、コマメでないと

「マメではダメ。コマメでないと」

 

一流の素晴らしいサービスをするホテルマンの言葉です。

常連や贔屓客の名前や顔、職業や好みに至るまでピッタリと記憶すること。

 

そうすることで、それらの客が来た時に最高のおもてなしができますね。

 

そしてホテル利用後、ホテルマンは手書きのお礼状を常連客・贔屓客に送ります

 

ココまでは「マメ」です。

 

一流と言われるホテルマンはさらに上いく「コマメ」なのです。

 

たとえば、ホテルマンが出張や旅に出たとします。

 

その際「必ずハガキを何十枚か持っていきます」と。

 

「今、北海道の○○に来ています。ラベンダーがきれいです。

帰りましたら、また○○様にお目にかかれることを楽しみにしております」

 

そうしたためて旅先からハガキを出す

 

そのような、旅先からわざわざ自分宛にハガキが届いたら誰だって感動しますよね。

 

”それがホテルの仕事だから”

 

皆わかっていますが、そういったことを差し引いてもなお、

感動するのです。

 

またここを利用しよう、このサービスマンに会いに行こう、

そう思うのです。

 

これらの「コマメ」が一流と言われる人の秘訣なのですね。

 

さて、ホテルマンではない私たち。

 

お相手への気遣いや感謝の気持ちを表す時、一部でも参考になることがあるのではないでしょうか。

 

お相手の名前や顔、その時話した内容などを記憶したり

何かしていただいたらお礼状を出すようにしたり。

 

これらのお話は「大人の品格マナー」レッスンでお伝えしています。

 

コマメなマナー美人、目指しましょう。

 

 

ルミナスフィニッシング・マナースクール

井上実智子