美しいティーカップの持ち方。
ティーカップはコーヒーカップよりも浅いものが多く
また取っ手も指が入らないようなデザインのものが多いですね。
そんな繊細な取っ手のティーカップはつまむようにして持つと
とてもエレガントな所作になります。
気品というのは先端から出るもの。
想像してほしいのですが
ひじや二の腕から気品って感じられませんよね(笑)
ですが指先からは気品が感じられます。
この場合、当然ですが爪の長さや指の太さ、ネイルの有無は関係ありません。
指が細くなくても、爪を短く整えていたとしても
指先から女性らしさや品の良さは醸し出せます。
むしろ爪が長いと取っ手をうまく持てないことも多いのです。
つまむようにして持つ、というのは
すなわち「指先に相当の集中力と力をもってつまむ」こと。
爪が適度な長さや短い方が、集中力をもってつまめるのです。
エレガントな所作に、粗相があっては大変ですからね^^
つまみ方にはいろいろなバージョンがあり、レッスンでは
その方に合った美しい持ち方をアドバイスしています。
粗相がないことを前提として、美しく集中力を持って
ぜひティーカップを美しく持ってティータイムを楽しんでください。
それだけで気品と優雅さのオーラが醸し出され
ココロ豊かな時間を体感できると思います。
ルミナスフィニッシング・マナースクール
井上実智子