レースは高貴の証

ここ数年、ファッションで”レース”、流行っていますね。

 

私もレースのワンピースやハンカチなど持っています^^

 

このレース、昔は高貴な人しか身につけられないものでした。

 

レースは唯一、ニセモノが作れないアンティーク」なのです

 

首元にレース、

襟にレース、

袖口にレース・・・

 

レースを贅沢に、そしてふんだんに使っていますね。

 

美しいから?

 

もちろんそれもあります。

 

ですが本当の理由、

こちらも興味深いのです。

 

「白い襟やそでにレースをつける」

 

・・・イコール

「私はなにもしません♡」

 

という”貴族の証”なのです。

 

レースも、今では機械で編むことがほとんどですが

当時は一針一針 気の遠くなるような作業でやっとできるものでした。

 

そんな贅沢なものをふんだんに取り入れて、

でも”何にもしない貴族”なので美しいままなのですね。

 

そういわれてみれば昭和(大正)の時代^^

 

レースはソファにかかっていたり

 

重い灰皿の下に敷かれていたり・・・と

 

富の象徴でもありました。

 

レースのお洋服、レースのハンカチ・・・

 

高貴な気分で身につけると、立ち居振る舞いもさらに美しくなりますね。

 

 

※上記はアフタヌーンティーマナー養成コースでお話しました。

写真の本とは関係なく、本の引用ではありません。

 

 

 

ルミナスフィニッシング・マナースクール

井上実智子