「お手数お掛け致します」
社会人であれば必ず使う言葉です。
ほとんど全員が「おてすう」と言っていますし
文で読む際も「おてすう」と読んでいるかと思います。
ですがこちら
「おてかず」と言っても差し支えないのです!
実際に年配の方で「おてかずお掛けして…」とおっしゃっているのを
聞いたことがあります。
昔は「おてかず」と言っていたようで、昭和の時代になってから
「おてすう」と言うようになっていったようです。
言葉というのは変わっていくもの。
言葉は使ってこそ命が吹き込まれ、意味を成し
使わない言葉はどんどん廃れていくものなんですね。
おてかずではないですが、
「残していきたい言葉」というものもあります。
残していきたい言葉は自分が率先して
意識して使っていかなくてはいけませんね。
残していきたい美しい言葉、
命を吹き込み消えてしまわないようにいたしましょう。
ルミナスフィニッシング・マナースクール
井上実智子