お別れの会。
最近よく聞くようになってきました。
お葬式でもなく、よりパーソナルに故人をしのぶ会というもの。
場所は圧倒的にホテルで行われることが多いようです。
まず、ホテルで行われる”お別れの会”、絶対的なルールがあります。
何かというと
「宗教色を出さないこと」
つまり、ホテルに喪服で集ってはタブーなのです。
案内状には「平服でお越しください」
?!
悩みますね。
答えは
黒をベースにしたダークカラーの装いが適切です。
小物もすべてが真っ黒、ではなく濃紺や濃いグレーを選ぶ。
また、光沢や肌の露出を抑えたものであれば控えめなレースやフリルがあっても
喪服に見えずに哀しみの想いを伝えられます。
葬儀という式でない分、集う者が場をつくるのでこちらも知識と十分な配慮が必要となります。
喪服というブラックフォーマルでないからといってカジュアル過ぎてもいけませんしね。
悲しみの席はある日突然訪れること。
知識と配慮と想いをもって参加させてもらいたいですね。
ルミナスフィニッシング・マナースクール
井上実智子