タルト。
ミルフィーユやシュークリームと並ぶ
”好きだけど食べにくいケーキ”のひとつ^^
そう、普通にナイフとフォークがセッティングされていただく場合は問題ないのです。
しかし
フォークのみ
そして
思っていたより固い生地!
・・・そんな時に焦ります(笑)
フォークで刺した瞬間飛んでいってしまわないかと。
でも大丈夫です^^
クリームの部分でなければ少し手を添えてフォークで切ってもいいのです。
または、フォークを垂直にさし、また抜いてずらして垂直にさし、次にそのさした後にフォークを横に入れると・・・
簡単にキレイに切れます。
では、このタルト、なんだか最近のオシャレなお菓子のようですが・・・実際は違います。
なんと時代はさかのぼり
古代ギリシャ時代!
そのような時代からタルトは親しまれ愛されてきたのですね。
その昔、例えばジャムやクリーム、はちみつなどは半分液状でカトラリーがない時代、大変食べにくかった・・・
そこで”食べられる器”としてタルトが誕生。
タルトの上にジャムやクリーム、はちみつなどをのせて器ごと一緒に食べていたのですね。
おもしろいですね。
次回フルーツタルトを召し上がる際、「古代ギリシャ時代…」なんて想いを馳せながら(笑)さりげなくフォークの先で切り取り線を入れ(笑)美しくカットして口に運んでくださいね♪
ルミナスフィニッシング・マナースクール
井上実智子